ブドウ日誌 (3〜4月)   (4月 5月  6月  7月  8月  9月  10月〜  )ブドウ歴史  2005  2006  2007 2008 2009  2010 2011  棚づくり home

月日
天気
作業項目 日誌 昨年の反省 サムネール写真
7/1
晴れ
お天気がよく、梅雨らしくない。葡萄は順調。お師匠さんちのブドウにはやっぱり勢いがかなわない。でも全体的に粒が整い、結構、実が膨らんできた。
7/3 
曇り
葉っぱの手入れ。
変色部分の切り落とし
今年の葉っぱは少し色が薄い気がする。変色、枯れた葉っぱを取り除いた。
かなぶんが葉っぱを食べているところを2か所見つけた。捕殺。
7/4
雨 曇り
ここ2、3日、蒸し暑く、少し梅雨らしい天気。
水気が多くなったのか、急に粒が大きくなってきた。全体的に、粒が多すぎ、徒長気味。もう少し、上部の花枝をカットして下部の花房だけにしたほうがよかったかも。・・花房の手入れが少し早すぎたのかも知れない。来年はもう少し粒が大きくなってからのほうがいい。
黒痘病が蔓延。粒の手入れが全然されていない。自然に任せすぎ。
7/5
曇り
黒痘病の葉っぱ?? 葉っぱの点検。   すわ!!夕方、黒痘病にかかったような葉っぱ発見!! よーく見ると4〜5枚はあるかも。
さっそくネットで調べてみたが、気温20℃以上では繁殖しないので、真夏は大丈夫とのこと。それを信じることにした。
でも、この葉っぱの点々は黒痘病のような気がする。
粒の大きさ、摘粒など、関係なくどのくらくぃできたか見守って心配していたころ。
葉っぱの「記憶」「記録」はない。
7/6曇り 穏やかな天気が続いて、今年は今のところラッキーな年。巨峰のたなづくりとしては好条件ばかり
7/7 雨 昨夜から、梅雨らしい蒸し暑い雨。時々強く降る。気温が上がって、葡萄の実もある程度大きくなった.
7月に入ってからの梅雨でよかった。
黒痘病が蔓延していながら、病気の実を取り除くことを一切しなかった。
7/9 曇り
雨 晴れ
枯れた葉っぱの除去 枯れた葉っぱを整理していたら、その一枚に緑の虫の幼虫?がついていた。
今年は結構消毒していると思うのに、それでも虫がつく。
ネットで、新枝がもう登熟(茶色に変わる)と書いていたブログの人がいたが、我が家の枝はまだ緑色しているのがほとんど。来年の新芽の部分も膨らんでるような気がする。
7/11雨 透明ビニール袋試し 職場で洋服の入っていたきれいな透明ポリエチレン袋を持ち帰って、葡萄の袋として、使えないか試してみた。結構大きく、様子がよく見えるし、雨もはじく。これが使えるならこれにしたほうが、安上がり。ただし、からすには丸見えだから、効かないだろうなー。
7/13晴れ 気根としわの出た実 太い幹の部分から去年同様、(今年は幹の上部にまで)気根発生。参考書で調べたが「気根が発生するくらいがいい・・必要以上の同化養分が転流されると、そのハケ口を求めて、気根が発生する」と書いていた。根が衰弱したときにも、起きるという場合もあるようだが、いい方にとりたい。ただ、少し時期が遅いかも・・・
しわの出た、しぼんだ実を3個摘み取り。おそぐされ病かなあと思ったけど、違うみたい・・・。今日は、お師匠さんから教えてもらった、定期の最後の消毒。
ビスダイセン1000倍、スミチオン1000倍を2階から。
本当は、葉の裏側にかかるよう下からふきつけたかったが、、「傘」の場合、薬が顆粒にかかるのは問題なので、できなかった。これは来年の課題となる。
気根は幹の元の部分にかなり発生。木の勢いはよかったのだと思う。が、根が窮屈な思いをしているんだと解釈して、??(これが正しいのか、間違っているのかは、今でもわからない)根が回っていると思う場所から、もっと遠くに「草捨て場」を変えてしまった。その分、今年は、乾燥に気遣うようになってしまった。
7/14
晴れ
コウモリガのフン発見? お師匠さんのブドウを見に行ったら、手入れの最中。コウモリガが幹に入り食い荒らしているとのこと。トラカミキリと同じように枝の中に入り込み、その先を枯らしてしまうのでもっとも気をつけないといけないむし。、木くずのような糞を下に落とすからよくわかるといわれ、帰ってきて、我が家のも注意深く点検。一か所、ほんの少しフンらしきものがあった。そのうえの枝の部分を調べたが、場所が結局わからなかった。気をつけてみていかなくてはいけない。大きな実はなかが透き通ってみえる。
7/17
晴れ
はやくも色づき(飛び玉)?? 今年は気候がよすぎるのか、よーく見るともう飛び玉が、、、まだ、去年より10日は早い。もうすこし大きく、りっぱになってからにしてほしい。裂果したものも一つあった。
7/22
曇り
全体的に色づき
袋掛け
色づき始めたので鳥対策に袋掛けにする。今日は約10袋。ひと房かなり粒数が多かったので、10〜20粒 房のうえの方をカットした。今更、効き目はないかなあ
やっぱり、実の色が全体に薄い。実が小さい。飛び玉ではなく、全体的にぼーっと色づき。これは来年の課題。今年は虫食い、病気を防いだだけで良しとしよう。
※黒痘病にはなっていたが、葡萄の色は全体的に濃く、飛び玉が出ていた。おととしはもっとはっきり。
7/23
曇り
七割袋かけ
コウモリガのフンの発見
コウモリガに侵食された枝を一か所発見。下のコンクリートにフンが落ちていて、わかった。濃いスミチオンを注射で刺しておいた。7割がた袋掛けすみ。
アブラゼミの発見。夏、夏さかり。
7/25
曇り
色づき 色づきが昨年よりかなり早くすすんでいる。しかし、粒はあまり大きくならず、色も薄い。飛び玉が出るとかではなく、全体にぼーっと色づいてきている。これはあまり良くない現況。紙袋をかけ、足りない分、透明のセロハン袋に入れた。これでカラス対策になるなら、これでもいいんだけど・・・ 昨年 おととしともに、今年より、、房がしっかり締っていたような気がする。
飛び玉もきれいに入り、今年のように全体的なものはなかった。
7/26
曇り
コウモリガの発見 コウモリガの正体発見 フンが下まで落ちていなかったので、発見が遅れた。
実の付いていない先の部分だったから、まだよかったが、その先の枝はおれてしまった。 雨が続いたせいか、キノコのようなものも木にできてる。登熟は進んできて半分くらい色がついたものもでてきた。全体的に色の変わる熟し方はいけないといわれている。やっぱり肥料不足と実のつけすぎ??
7/27
曇り
気根、キノコ発見 最近になって、梅雨のような天気が多い。木にも水分たっぷり余り出したのか
気根が伸びてきた。挙句、キノコのようなものが幹から出てきている。
実に水分がたっぷり入って、大きくなるかな? でも、裂果するものも結構出てきている。そんな実はできるだけ取って味見。まだうす味、酸味が残っているが、もう半月もしたら、結構あまーくなりそう。
気根は根元の部分に集中していたような気がする。
7/29
曇りから
晴れ
ほんとの夏到来 やっと梅雨明けっぽい。他のネットで見ても、今年は全体的に早い。うちばかりではないので、ちょっと安心。色づいた裂果したもの取ってはつまんでいるが、だんだん甘くおいしくなってる。写真は夜景。
7/30
曇り
色づきがだんだん濃く、なってきた。時々下から手をのばして、つまんでみる。
結構甘みも出てきたが、皮が厚い気がする。粒が小さいせい??
7/31
晴れ
裂果が結構出てきている。何のせい?20個ほど摘んだ。半分はもう食べられるくらい甘い。色づきは足踏み状態。でも昨年は今頃から飛び玉が増えたみたいだった。コウモリガの穴あき、2個発見。一か所は房に関係なかったが、一か所は房の前。触ったら簡単に折れてしまった。スミチオンを注射器で入れ、様子を見ている。
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